ネズミを根絶したらしい

南大西洋のサウスジョージアという島の話ですけど、その島には元々ネズミは１匹もいなかったそうです。でも、２世紀ぐらい前に、人々の往来に混じって、ネズミがサウスジョージア島に棲みついてしまったそうです。それで、ネズミが大量発生して、在来種の鳥たちが危機的な状況に陥ってしまっていたそうです。

それで、毒エサを使って、ネズミを駆除を始めたそうです。それが１０年ぐらい前のことだそうですけど、５月９日に自然保護活動家たちが、ネズミ類が根絶したと発表したようです。要するに、１０年ぐらいかけて、やっとネズミ退治が出来たということです。ちなみに、そのネズミ退治に要した資金は１５億円ぐらいだそうです。

日本でも、外来種によって在来種が危機的な状況になったりしていますけど、サウスジョージア島で行われた駆除方法を参考にして、外来種駆除が出来ればいいですね。でも、魚なんかだと、毒エサを撒く訳にもいかないでしょうから、同じような方法は使えないとは思いますけど…。

ただ、ヒアリやセアカゴケグモのように、絶対に増えて欲しくない外来種は、スグにでも何とかして欲しいのですよね。まぁ、専門家たちが、対策を練ってくれてるとは思いますけど…。でも、駆除してもイタチごっこのような感じにならないようにしないといけないので、駆除といっても簡単じゃないですよね。海外からの船に入り込んで、日本に入ってくる外来種は多いと思いますけど、そういうことが分かっていても、水際作戦が通用しないのですから、今後も外来種は増えていくんでしょうね。

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