セミの幼虫を大量捕獲

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埼玉県川口市の青木町公園総合運動場には、「食用を目的としたセミの幼虫等の捕獲はやめてください」という立て看板が、いくつも設置されてるそうです。

これは、市民から「ペットボトルいっぱいに、セミの幼虫を入れてる人がいる」という通報があったので、そういう看板を立てかけたんだそうです。なぜ、食用にしてると思ったのかは分からないですけど、外国人がそんなことをしてたようなので、セミの幼虫を食べる文化があるんじゃないかと勝手に想像したのかなって思うんですけど…。

で、埼玉県川口市の公園課としては、子供達が昆虫採取でセミの幼虫を捕ることには、特に制限を設けるつもりはないそうです。子供たちが捕る分ぐらいだと、生態系を脅かすほどにはならないでしょうからね。

でも、食用にするために、大量のセミの幼虫を捕獲するとなると、話は別かとは思います。ただ、実際は、どれぐらいのセミの幼虫を捕獲していたのか分からないですけど…。

外来種が日本にやってきて、日本の生態系を脅かすということは往々にしてありますけど、外国人が日本の生態系を脅かすことになるとは思ってもみませんでした。そこまで大袈裟な話じゃないのかも知れないですけど…。

ただ、担当者は、セミが鳴く時期が過ぎれば、看板は撤去する予定と言ってたそうです。でも、来年も同じことをする人が現れる可能性はありますから、そのままにしておけば…と思うんですけどね。