障害者に対する虐待数が過去最高

職場での障害者に対する虐待が、平成２９年度は過去最高の件数だったそうで、その数は１３０８人だったらしいです。ちなみに、前年度より３３６人も多かったみたいです。

虐待の内容としては、一番多いのは経済的な虐待らしいです。例えば、賃金未払いや最低賃金を下回る金額しか払わないといったものです。その件数は、１１６２人だったらしいですから、虐待の大半を占めてるってことですね。

次いで多かったのは、暴言や差別的な発言による虐待です。これは、１１６人だそうです。私のイメージでは、もっと多いような気もしたんですけど…。本人は、悪気がなくても、言われた方は傷ついてるって事が多いですかね。

あと、職場の倉庫に閉じ込められたり、暴力を振るわれたり、他には抱きつかれるなどの性的虐待もあったようです。

ただ、過去最高の件数っていっても、それまでは明らかにされなかっただけで、実際は、同じぐらいの虐待があったんじゃないかと思います。というか、最近は、そういう事に対して声を上げる人が多くなってきたので、以前の方が多かったのかも知れないなぁ～とも思いますけど…。

で、厚労省が発表した件数って、通報や届け出があった件数ですから、実態とはかけ離れてるとは思うんですけど、少なくないということは事実だと思いますので、会社内での教育をしっかりやっていくしかないですね。