村田諒太選手が負けてしまうとは…

アメリカのラスベガスで、村田諒太選手が初防衛をかけてブラント選手と戦いました。私は、万全の調整が出来てるだろうと思ってましたし、アウェーであっても、村田諒太選手なら勝ってくれると信じてました。

でも、０対３の判定で負けてしまいました。これで、２度目の防衛失敗です。

ラスベガスの審判たちは、ジャブを重視するというのは、みんな知ってることですから、ブラント選手の特徴からして、村田諒太選手のこれまでのスタイルでは、ポイントを取りにくいといういか、相手にポイントを取られやすいというのは分かってたと思うんですよね。

それでも、前半だけなら、村田諒太選手のスタイルでやってもいいとは思うんですけど、中盤以降はポイントを取られてることが分かってたと思うので、もっと手数を出して欲しかったですね。

村田諒太選手は、ブラント選手を追い詰めたりもしましたけど、ブラント選手は予想以上にタフでしたね。結局、ブラント選手は最後までペースを守って判定に持ち込んだという感じでした。

ボクシングですから、ノックアウトする所を見たいとは思いますけど、あくまでスポーツですから、勝つ試合構成を考えないと…。

でも、村田諒太選手も頑張ったと思います。年齢的にキツくなってくるとは思いますけど、また再々挑戦してベルトを取り返して、ラスベガスで花を咲かせて欲しいです。