無断欠席が多い

裁判員制度は２００９年から開始されたので、もう９年も続いているんですね。当初は、どんな感じなのか興味がありましたけど、最近はほとんど気にならなくなっていました。多分、世間の多くの人達もそんな感じだとは思うのですが…。

で、最高裁の発表では、選任期日日の出席率ですけど、裁判員制度が始まった２００９年は、83.9％だったそうです。ほとんどの人が、出席していたということですね。でも、２０１５年は７割に届かなかったらしいです。そして、今年は３月末までを見ると、63.6％になってたようです。ちなみに、今年は無断欠席が36.4％だったみたいで、これが選任期日日の出席率を大きく引き下げてるみたいです。

裁判員法では、正当な理由がないのに裁判所に来ない場合は、10万円以下の過料を科せられるらしいです。でも、そんな事を知らない人が多いので、無断欠席する人が多いんでしょうね。ただ、そういう規定はあっても、これまで適用されたことはないみたいですけど…。

ただ、どんな事であっても、無断で休むっていうのは非常識なことですから、そんな事は誰でも分かってるハズです。でも、無断欠席が多いということは、裁判員制度を自由出席みたいな軽い感じで思ってる人が多いのかも知れないですね。

いずれにしても、裁判員制度に参加したいか？参加したくないか？というアンケートを取ると、８割以上が「参加したくない」と答えてるそうです。私も、どっちかっていうと、参加したくはないですけど…。

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